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00年・02年公演紹介 |
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太平洋序曲のページ・皆様の感想 | 東京初演時 | アメリカ公演時 | 東京再演時 |
Pacific Overtures |
タイトル:まだ早いですか? | お名前:いずみ | 2002/09/13 09:39:05 |
わまさん、ご無沙汰です。 新国立劇場開幕のカウントダウン、、、(笑) まだ早いですか??(苦笑) でも、1か月切りましたね!! NYに続き、DCでも好評のようで、、、 (、、こんな言葉じゃ足りないくらいでしょうが) とっても、楽しみな分、、 なんだか、すごい舞台を観るんだ、って思うと、緊張してきちゃいました(^^; ほんと、皆さん、すごいです!! いや、しかし、無事に、お帰りになってまた、新国立で「再会」したいです! |
タイトル:新国立ボックスオフィスにて | お名前:藤娘 | 2002/09/24 22:15:48 |
バレエ「こうもり」を観に行ったときの出来事。 新国立のボックスオフィスの「次回、演劇公演」のお知らせに、『太平洋序曲』が流れていました。 行きも帰りも思わず見入ってしまった私です(笑)。 内容は「太平の浮島」「黒い竜が四匹」「俳句」「プリーズ・ハロー」です。 「太平の浮島」はTVでよく紹介されるファーストシーンです。「黒い竜」は屏風というか襖を使って、竜(黒船)の影を表す場面。 「俳句」は万次郎と香山が、香山の家にむかう場面。これがいいんですよっ。大変ミーハーな意見を述べさせていただくとすると、万次郎役の小鈴まさ記さんの笑顔がいいんです。香山の後をついて行くその姿が、日本に戻ってきて、初めて心を寄り添える相手にめぐり合えた純粋な心の表れと見えて、こちらの心が穏やかになれる場面です。まだご覧になったことのない方には、おすすめの場面です。画面を見ているだけで、万次郎と香山の「どうぞ」と掛け合う声が聴こえそうで。それに、この場面は、一緒に身体が揺れるんです(すみません、ご覧になっていただけるとわかります。その雰囲気が) 「プリーズ・ハロー」で私が一番好きなのは、佐山陽規さん演じるロシア司令官の台詞「触るなコート!」の瞬間の驚きなんですが、ここでは、治田敦さん演じるフランス司令官の足を90度に上げて闊歩する姿が見られます・・・。これも、なかなかTVで流れていない場面なので、『太平洋序曲』を初めてご覧になる方にはいい予習になるかもしれませんよ(笑いを耐えるという意味で)。 あと僅かで、『太平洋序曲』に再会できるという昂揚感の最中、こういうちょっとした出会いに感激している私です。 また楽しい出会いがありましたら、ご報告いたしますね。 そうそう、その画面を見ている人の中から「これって凄い人気なんだってね」という声が聴こえてきて、思わずニンマリしたのでした(笑)。 |
タイトル:いよいよです。 | お名前:藤娘 | 2002/10/10 23:53:01 |
とうとう1日を切りました。 「太平洋序曲」の再演開幕のベルの音が聞こえる、あと僅かで・・・。 この2年、本当に待ちに待った月日でした。「太平洋序曲」を中心として、ミュージカルを語りあってきた皆さんと、明日の初日を歓喜の思いで迎えられることを、心から幸せに思います。 (今日まであえて内緒にしていたのですが)再演の予定は?という唐突な質問に答えてくださった出演者の皆さん(Hさん、Hさん、Kさん、Sさん)。あの頃は、本当に再演されるのかどうかわからないけど、再演されると嬉しいと皆さん話してくださって、ファンと同じ気持ちなんだと心強く思ったことを思い出しています。 特に2人めのHさんは、地方公演の折、それも歩道で偶然お会いし、その舞台のことは全く話さないで、「太平洋序曲」の話をした妙なファンに付き合ってくださったこと、その偶然がなければ、ここまで「太平洋序曲」への思いを持ち続けられたかどうかわかりません。本当にありがとうございました。 思うに、出演者の皆さんが、私たち観客と同じ目線で「太平洋序曲」に再会できることを願ってくださっているということが実感できたこと、それが2年間の支えだったように思います。 明日は、心ゆくまで舞台上の皆さんを堪能したいと思います。 「プリーズ・ハロー」で声をあげて笑わないようにしよう。 「NEXT」まで、絶対に泣かずにいよう。 |
タイトル:開幕ですね! | お名前:ふー | 2002/10/12 00:01:27 |
とうとう待ちに待った東京公演ですね!! しかーし、私は20日までおあずけなので、みなさまのご感想を楽しみにしています。 出演者&スタッフのみなさまも最後まで元気に楽しまれますようお祈りしています。 |
タイトル:初日おめでとうございます! | お名前:藤娘 | 2002/10/12 00:22:52 |
観てきました! 初日の舞台は、懐かしさと新鮮な驚きがない交ぜになってしまって、きちんと憶えていないことも多々あります。ふぅ〜。 明日はしっかり観なければ。 今日は、観客も緊張していましたし、もちろん出演者の皆様もという感想です。 明日は、もうすこし気楽に、そして弾けましょう! 因みに、本日のベストシーン・・・佐山さんとさけもとさんの「菊の花茶」の目線。本田さんの「ボーラ・ハット」。さけもとさんのイギリス司令官の早口が完璧だったこと。そして、「ネクスト」の佐山さんと治田さんのジャンプ!(笑)。 さて、明日のベストシーンは何の場面でしょう。楽しみ!です。 こうして、ますます「太平洋序曲」に嵌っていく私・・・。 |
タイトル:Re: 初日おめでとうございます! | お名前:CANDY | 2002/10/12 01:47:11 |
私も観てきました! 2年ぶりの舞台を観ていて、役者の皆さん一回り大きくなったような気がしました。 オープニング「太平の浮き島」では、思わず目頭が熱くなってしまいました。 すべての歌・芝居が、パワーアップしていて自信に満ちあふれている気がしました。 > 今日は、観客も緊張していましたし、もちろん出演者の皆様もという感想です。 関係者の方が多かったのでしょうか、想像していたより皆さん控えめだったのでは? > 因みに、本日のベストシーン・・・佐山さんとさけもとさんの「菊の花茶」の目線。本田さんの「ボーラ・ハット」。さけもとさんのイギリス司令官の早口が完璧だったこと。そして、「ネクスト」の佐山さんと治田さんのジャンプ!(笑)。 私も目線にはやられました!「木の上に誰か」も「ボーラハット」も「プリティ・レディ」も、もう全部の歌が懐かしさと感動の世界でした。 とにかくあっという間に終わってしまったという印象です。 次回はもう少し冷静に観られたらいいなあと思うのですが、やっぱり無理かな?(笑) |
タイトル:二日目おめでとうございます | お名前:みちる | 2002/10/12 20:01:01 |
本日が私の初日でございました。 本当は初日が初日のはずだったのですが…席は空けておりませんのでご安心を 初演を観ていないので全くの初めてで なに?これすごく良いじゃん! ワシントン・ニューヨークと遠征に行った友達に現地の新聞を見せて貰いました あっしゃけさん (。-_-。)ポッ 菊の花茶のシーンもお褒めいただいていたようで。 なるほどなシーンでした。 実は来週から海の向こうに行ってしまうので次が千秋楽です。 その前に当日券並ぶつもりでいますが。 |
タイトル:Re: 二日目おめでとうございます | お名前:藤娘 | 2002/10/12 20:25:13 |
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本日が私の初日でございました。 みちるさん、『太平洋序曲』デビューおめでとうございます。 > 初演を観ていないので全くの初めてで なに?これすごく良いじゃん! そうでしょう、そうでしょうとも。 初日は、何となく緊張しすぎ?という感じでしたが、本日のマチネの方が良かったように思います。 > あっしゃけさん (。-_-。)ポッ さけもとさんのファンでいらっしゃるのですね。 本当に素晴らしいですよね。「菊の花茶」はもちろんですが、「黒い竜が四匹」の漁師はいいですよね〜。切迫した庶民の心情が歌から伝わってくることが凄い!毎回、感心しています。そして、「ボーラ・ハット」の後見役のように地味ながら、きちんとその場にいる存在感。イギリス司令官、今日も完璧でした。あの早口がきちんと聞き取れるって、ビックリ。この場面を近くで観たくって、今日はさけもとさんの立ち位置に近い席を取っていましたので、なおさら感激しました。 > その前に当日券並ぶつもりでいますが。 頑張ってください。毎回、どこかしら違っているかもしれませんし・・・。 |
タイトル:今日のベストシーン | お名前:藤娘 | 2002/10/12 20:53:31 |
立て続けにすみません。 本日マチネ。私のベストシーンは、春芳さん。ファーストシーンの謡をはじめ、たまてのすべてが緊張感に包まれていて、心に残りました。香山との幸せな時間がもっと続けば・・・と願う気持ちになりました。哀しい最期を遂げるたまての亡霊を見る「ボーラ・ハット」での香山が痛々しかった。 そして、園岡さんの「ひとり語り」、「京都御所」での語り部、泥棒、剣士。どれもこれも良かったです。園岡さんの出番の時は、舞台全体に緊張感が走るのがわかります。特に、声が素晴らしい。 初日、ちょっと心配してしまったのが万次郎の小鈴さん。(出来云々よりも、1年8ヶ月ぶりに拝見する当方の緊張感ゆえか)小鈴さんがとても緊張されているように見受けられて、あの伸びやかな声が弱く聴こえてしまって、うろたえました、私。ところが、今日は声にも演技にも伸びやかさが出て、いつもの万次郎でした。「俳句」も絶品。その豊かな声に魅了されました。これからが、とっても楽しみです。・・・ところで、衣装は無事修復できたのでしょうか?後半は「京都御所」のハハッーの場面から「ネクスト」まで、気になってましたよね。えっ?気になっていたのは私だけ? さて、次回のベストシーンは? |
タイトル:我慢できずに・・ | お名前:ちーちゃん | 2002/10/12 22:01:37 |
初日、当日券で行ってきました。舞台に近い、脇の、面白い席で、音響は多少悪くても、1500円はお徳です。役者さん達が袖でリラックス体操していたり、スタッフからの小道具の受け渡しが見られたり、楽しかった。でもなにより、皆さんの表情が良く見えて、すごい迫力でした。個人的には、園岡さんの声と殺陣に圧倒されました。「日本の男」って感じです。改めて、ミュージカルを見てこんなに日本を感じた事はありません。そして、最後に「世界」を感じるんですよね。やっぱり、すごい! |
タイトル:Re: 我慢できずに・・ | お名前:CANDY | 2002/10/13 00:01:48 |
ちーちゃんさん、こんばんは。 > 初日、当日券で行ってきました。舞台に近い、脇の、面白い席で, もしかしたら舞台向かって左側のLB席でスタンディングオベーションしていた方では? 違っていたらごめんなさい。 私も初演の時、いわゆるZ席で2度観ましたが、Z席ならではの違った楽しみ方があってホントいいですよね。 |
タイトル:ネタバレになるので「某さん」 | お名前:わーるど | 2002/10/12 22:56:24 |
みなさまこんにちは。 私は本日昼の部、観劇してきました! でもどうしてももう一回観たくて、当日券を求めて売り場の前をまるで不審者の ように、1時間以上前からウロウロしてました(笑) しかし、そのかいあってA席をゲット! 舞台からはかなり離れた席でしたが花道近くだったので、某さんが寝そべって 愛想振りまいてる(笑)のも真横で見れたので、かなり得した感じでした。 (笑い死ぬかと思いました・・・) ちなみにこの時の当日券は2枚だけでした。 これからチケットを取る方、大変とは思いますががんばって下さい。 |
タイトル:肝心な人を | お名前:藤娘 | 2002/10/14 21:34:22 |
もう、しつこいって・・・言われそうですが。 今日も行ってきました。4日間5ステージ中4回も観てしまった私。明日の休演をはさむと、グッと回数が減りますからご安心ください。 それで、ここに肝心な人のことを書いていなかったことに気付きました。 それは、国本さんです。 初演の時に、どうしても気になったのが、国本さんの饒舌な語り方と、たまての死の場面の泣き声。この場面、香山の心を表現しているのでしょうが、「ウォオー」という泣き声が大きすぎて、心の内の表現には違和感があるなぁと感じていました。 ところが、再演では、その場面も含めて、押しと引きが調和されていて、なんともいえない味があります。それは、「菊の花茶」の将軍や、「ネクスト」の明治天皇でも言えて、笑いのつぼは押さえながら、自然な芝居をされているのだなぁと思いました。だからこそ、それぞれの場面に理解が深まるのだなと改めて感じました。 「太平の浮き島」に始まる歌も、大変良く、この舞台の核に国本さんを配された意味が充分にわかります。 明治天皇が近代化を唱え、富国強兵の政策に基づき、日本が大いなる変化を遂げた結果、後日どのような道を辿ることになったのか、国本さんの明治天皇は無言のうちに予感させてくれます。 ついつい、笑いをとる部分に目がいきがちでしたが、国本さんが部分部分を締めている演技にも注目です。 さて、明日は休演日。お疲れをとってくださいね、皆さん(観客も含む・笑)! |
タイトル:「プリーズ・ハロー」 | お名前:藤娘 | 2002/10/13 21:48:11 |
本日はむちゃくちゃ前の席だったので、花道の場面のそっくり返って観なければならなかった。ちょっとばかり、首を痛めているわが身には辛かったのですが、そんなこと言ってはいられない、ちゃんと観なければ!と思ったのです。 それで、思わぬ収穫が「プリーズ・ハロー」の歌詞が今まで以上に聞き取れたこと。この場面、完璧に聞き取れるのがロシア司令官の佐山さんなんです。曲調が聞き取りやすいということもあるのですが。さけもとさんのイギリス司令官、治田さんのフランス司令官も大丈夫なんです。ところが、原さんのアメリカ司令官は、よく聞き取れずにいたので、振り返ってこちらに向かってくるようなシチュエーションで歌ってくださって、わかった!ことがありました。考えれば、初演の今さんの時も、聞き逃した歌詞があったのはこのアメリカ司令官でした。 樋浦さんの阿部が言いたいことも良くわかりました。表情を捕らえて歌を聴くということが出来たのでしょ ということで、私の本日のベストは「プリーズ・ハロー」でした。新鮮な驚きが沢山ということで。 初めて観た友人は、「コートに触るな!」のロシア司令官に嵌ったそうです(笑)。そういえば、私も、初めて観た日、ずっと「コートに触るな!触るなコート」と真似してました。ん?もちろん、ロシア司令官のですよ。それにしてもシニカルな歌詞。遅れてやってきた人々の傲慢さから比べると、アメリカがおとなしく見えたりして。通商条約の裏表が、今の日本の外交下手を揶揄しているようにも聴こえる。 |
タイトル:やっと!!! | お名前:ふー | 2002/10/20 20:37:08 |
やっと本日観劇してまいりました!(*^^*) 観たら感想を書き込ませていただこうと思っていたのですが 感想はいろいろありすぎてとてもまとめて表現できません〜。 なんとシンプルで濃い舞台なのでしょう! 作品を通してこんなにゾクゾクする作品は本当に久しぶり。 ラストのNEXTでは「日本は、日本人はこれからどうしていくべきなのだろう?」 と考えながらダーッと涙が出てきて、自分でもよくわからなくなってしまいました。 役者さんたちもホントに1人1人が光ってらっしゃいますよね!! どの方も声がとても素敵〜!! 千秋楽までどうか毎日新鮮に公演を楽しんでいただけたらと思います。(^^) たまての死は私は初演の方がわかりやすかった気がしました。 今回は「???」といろいろ考えたけど、まだ理解しきれません。(^^;) プリティ・レディ(ライディ?)は初演でもそうでしたけど まるで自分が”少女”であるかのように、私も観ていて恐怖感を感じるシーンです。 それだけみなさんの演技が素晴らしいのですね。 この作品をまた観ることができて幸せです〜! 舞台のおもしろさとメッセージをそのまま存分に楽しみたいですね♪ |
タイトル:やっと冷静に | お名前:Matsu | 2002/10/21 13:32:29 |
皆様、はじめまして。先日『太平洋序曲』を2度見せていただきました。そして、その感想がようやく整理できました。少なくとも、できような気がします。自分の中にしまっておけないのでこちらに書き込ませていただきます。 一度目は、なんとなく連れられて劇場へ足を運びました。ただひたすら圧倒されて涙すら出ませんでした。あの時の自分に何が起こったのか、冷静に考えたくて先日、当日券に並びました。取れるかどうかの不安で、劇場への道筋ずっと足が震えていました(小心者です)。 運良く2度観られましたが、結果的には2度目も腰が抜けたっきりでした。ただ、何が起こるのかある程度知識があったので少しは理解できたように思います(でも、2幕の「しぶしぶと餌をやる手を犬は噛み(ちょっと違うかも)」は、どちらが幕府なのか?いまだに分からない・・・)。 この掲示板でもいろんな方が述べられていますが、やはり「プリーズ・ハロー」が一番楽しくて、一番とっつきやすかったです。最初はロシア司令官の凄みに見惚れ(将軍の母上と同じ方だとは!)、2度目はイギリス司令官の早口にハマってしまいました。各国の違いが役者の方、音楽、メロディーや曲調の変化で見事に浮き出るものだなあ、と思いました。ソンドハイムはすごい!そして、いかにしてこの台本が書かれたのか、どうやって日本のことを調べたのか、ワイドマンはどんなひとなのか、非常に興味が湧きました。ぜひ他の作品も観てみたい! 映画でもお芝居でも、同じ物を2度観るよりは、他のものを観た方がよい、と思っていた自分の考えが覆された舞台でした。これは・・・もう1回観たいぞ(でもきりがないか・・・笑)。 初登場で長々とすいませんでした。実際に文章にしてみて、やっぱりまとまっていないと実感しました。「NEXT」の意味を、香山や万次郎、あの時代の人の生き方を、そして現在日本のあり方を、自分の生き様をしばらく思い返しながら考えていきたいと思います。ありがとうございました。 |
タイトル:買う雑誌が増えて大変です。 | お名前:わーるど | 2002/10/22 15:37:14 |
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。 私は「太平洋序曲」について書かれている雑誌があると、ついつい購入してしまうのでお金がいくらあっても足りない、今日この頃です。 いつも、わまさんの「メディア情報」ページすごく助かります!ありがとうございます。 みなさんご存知かもしれませんが、友人から教えてもらったんですが、今月号(?)の「ラウ゛ィドゥトランタン」という雑誌の229ページに太平洋序曲の海外公演についての記事が載っています。 掲載されている写真は大きくないので出演者の顔があまりはっきりとわからないところもあり、1ページだけなのですが、日本に比べて海外公演がどれほど客席が沸いたものだったかを伝えています。 雑誌のジャンルは「女性のおしゃれ情報誌」・・・でしょうか? どんなに小さい記事でも嬉しく思ってしまいます。 機会のある方は見てみてください。 |
タイトル:見ちゃったっ! | お名前:がっくせー | 2002/10/24 22:06:48 |
初めまして。昨日学校の研修行事で初めて太平洋序曲を見てきた者です。 内容も何も知らず、はっきり言ってバカにしてましてました。 しかもタイトルから勝手に戦争モノだと思ってました・・。 ごめんなさい。大反省です。だって、とぉ〜っても面白かったんだもん! 話の内容もさることながら、劇の進行や舞台(劇場?)の使い方など、私の経験したことのない未知の世界でいちいち「えっそんなことするの?」とか「あ、そう表すのかぁ」など忙しく反応し、それだけでも十分楽しめました。 そして!キャストの中で唯一知っていた(そして大ファンの)越智さんの歌声!なんて素敵なの〜!と大興奮。 「木の上に誰か」の中の「川ではなく小石を」という歌詞がとても気に入りました。 また聴きたいなぁ・・。次はアメリカ版も見てみたいなと思っています。 質問なのですが日本版CDとかは出ていないのでしょうか?アメリカ版は見つけたのですが。 やはり英語は英語で面白いかもしれませんが、やはり日本語にしかない言葉遊び(菊の花茶とか)をもっと聴きたくて。それにまだ一回しか見てないですし・・。 もっと歌詞を聴いておけば良かったといまさら後悔しています。 はやくテレビでやってくれないかなぁ。それとも、もうやったのかしら。 もうひとつ聞きたいのですが、当日券ってどのくらい前から並べばいいんでしょうか。 どうしてもまた見たくて。 授業の後でつらかったですが、とりあえず研修行事を休まなくて良かったです(笑)。 周りの友達はこの作品の素晴らしさを理解してくれず、この興奮した思いをどこかで晴らせる場所はないかとホムペを渡り歩き、こちらにたどり着いた次第です。 曲の解説も詳しくのっていて感動しました。 これからもたびたび来させていただこうと思っているのでよろしくお願いします。 最終的にはこの作品で卒論が書けるくらい(!?)どっぷり浸ってみたいです〜♪ |
タイトル:医者 | お名前:がっくせー | 2002/10/27 20:51:19 |
今日はお茶のお稽古の日。 私は約一週間前から風邪をひいております。 さすがに咳をしながらのお点前は失礼だと思い、今日はマスクをしながらお茶を点てました。おぉ、すると・・ なんと菊の花茶の時のお医者さんにそっくり! 毒は入れませんでしたが(当たり前!)、ちょっとその気になってやってたら友から不気味がられました・・。 わーきんぐまざー様、丁寧に質問に答えてくださって、ありごとうございました。 そうですか、テレビ放送はまだ予定がないのですか・・。 残念ですが、地道に応援してその時を待とうと思います! |
タイトル:AERAなどいろいろ(訂正版) | お名前:Matsu | 2002/10/28 14:00:58 |
No.90で一度投稿したのですが、間違いがあったので削除しました。 不注意で申し訳ありません。 次号が出てしまいましたが、AERA10月28日号(P.90)に『太平洋序曲』のことが出ています(先週発売されたもので、本日発売のものではありません。表紙はノーベル化学賞受賞の田中耕一さんです)。発見したのが昨日なので、すっかり時期はずれのご報告で、既にご存知の方も多数いらっしゃるのではないか、とここに書くべきかどうか迷ったのですが、とりあえずお知らせしようと思いました。興味のある方、図書館などでご覧になられてはいかがでしょうか。 他のアート、エンターテイメント情報と一緒に載っているので内容は半ページ(海外〜日本公演の経緯・海外での評価など記事自体は他の演劇雑誌と大きな違いはないように思えます)です。ただし、最後の段落が「ああ、朝日新聞らしいな〜」と思わせる文章だと感じました(苦笑)。掲載されている写真は各国大使が開国を迫る場面1枚、あまり大きくないですがきれいな写真だと思います。(朝日新聞といえば、少し前の朝刊に特集記事が出ていましたよね。先日、毎日新聞にも言及してある記事がありました。この辺の情報はもう把握済みでしょうか?御存じでしたら申し訳ありません) ちなみにこの週末、劇場へ三度足を運んでしまいました。自分が何度も観ることで、他の、特に初観劇の人がチケットを取れなくなったら嫌だな、と考える自分との折り合いをなんとか付けて(なければ縁と思って諦めようと思っていましたが、手に入りました。でも私の財政は破綻しました。これからどうしよう・・・)。 三度目にして初めて正面から観劇し、今まで聞き取れなかった歌詞が聞こえたので「音は(物理的に)前に飛ぶんだな」と実感しました(その感想はちょっと違う気が・・・)。 それに、こちらでいろいろと予習させていただいたおかげです。ありがとうございます!(そして今度質問させていただきます!) 役者さんもお客さんもずいぶん慣れた感じで、私が観せて頂いた中で一番の出来だったと思います。公演期間も残りわずか、どんどんボルテージが上がるんでしょうね。いいなあ・・・。 |
タイトル:泣いても笑っても | お名前:藤娘 | 2002/10/31 09:43:07 |
ついに千秋楽。当然のことながら、有休とってます。 昨日は凄かった!私もしっかりスタンディングして、舞台がはねた後もずーっと余韻にひたっていました・・・。 本日で、11回の観劇のピリオド。泣いても笑っても千秋楽。しっかりこの目に焼き付けてまいります。 |
タイトル:ブラボー!! | お名前:わーるど | 2002/10/30 23:59:30 |
今日の観客の反応は良かったです! 学生さん達が開演19時の3分前に駆け込んできたり、一度も笑わない学生さんがいたり、舞台のしめ縄(??)が最初から切れてしまったり、隣のおじさんが途中で居眠りし始めた時は、かなり不吉な予感がしていたのですが。 アンコールの長い拍手は今までもあっても、スタンディング・オベーションをしたのは私が6回見に行った中で初めてでした。 客席も反応が良い人が多かったというのがありますが、なにより舞台の役者さんたちの「気迫」みたいなものが、回を重ねるごとに高まっていくような気がして、それに観客が引っ張られるような形であったのかもしれません。 「太平洋序曲にかかわるすべての役者さん、みなさん。本当にすばらしい舞台をありがとうございます!」という気持ちでいっぱいです。 私は千秋楽には行けないのですが、行ける方は楽しんできてくださいね! わまさんの感想も楽しみにしています! |
タイトル:Re: ブラボー!! | お名前:メロディ | 2002/10/31 01:56:07 |
わーるどさん、はじめまして。 私も今日のソワレ、何とか見ることができました。 > 今日の観客の反応は良かったです! 私が今まで見た中でも一番良かった気がします。 23日のソワレでも2階席で私を含め数人が立っていましたが、今日は最後は大半の人が スタンディング・オベーションでしたね。 カーテンコールも3回出てきてくれて、役者さんたちもうれしそうでした。 > 学生さん達が開演19時の3分前に駆け込んできたり、 一度も笑わない学生さんがいたり、 花道横で寝てる子がいましたね。私の友だちがキャンセル待ちで並んでいたのですが、結局ダメだったようです。寝るんだったら譲ってくれ〜!と言いたくなります。でも、休憩時間中にプログラムを買っている女子学生もいましたよ! 舞台のしめ縄(??)が最初から切れてしまったり、 Z席だったので、ちょうど目の前あたりでしめ縄が切れてびっくりしました。今日は他にも「プリーズ・ハロー」で司令官たちが阿部を中心に国旗を持ってグルグル回るときにフランスの国旗がすぐに見つからなかったり、ハプニングがありましたね。 >客席も反応が良い人が多かったというのがありますが、 そういえば、Niroさんがいらしてました。亜門さんもアメリカ人らしいゲストお二人といらしてましたよ。 >なにより舞台の役者さんたちの「気迫」みたいなものが、 >回を重ねるごとに高まっていくような気がして、それに >観客が引っ張られるような形であったのかもしれません。 今日は「太平の浮島」でもう涙が出てきてしまいました。 千秋楽を前に役者さんたちの迫力が本当にすごいですね。 幸運なことに私は千秋楽にも行くことができます。 行けない方の分もしっかり目に、耳に焼き付けてきます。 >わまさん 亜門さんのトークショーの報告、あと1日お待ちくださいね。当日券情報ありがとうございました。 |
タイトル:混じってきました | お名前:いずみ | 2002/10/31 10:18:50 |
私も昨日、”観客”のメンバーでした。(笑) 花道横がいつまでも、埋まらないので、どうしたんだ、、、って思っていたら、 中学生、、、 一瞬、やな予感、、、でも、中学生なら、、、と、 このミラクルワールドへ、はめこんでしまえ!! とばかりに、笑って拍手してきました。 前楽公演でもあったので、意気込んでいたのですが(笑) もっと、やる気(え?)になってしまったのは、いうまでもありません。 見渡せば、なんとなく、見知った劇場仲間たちも、多くて、、、 もう、遠慮なく、、、 いや、自然に出る笑いと、拍手なんですが、、、ね。 さて、千秋楽ですね! 早かったですねぇ、、、しみじみします。 |
タイトル:見たかったよ〜 | お名前:がっくせー | 2002/10/31 16:19:08 |
わまさん、先日はメールありがとうございました。 千秋楽・・見たかったです。が、 学生の悲しいサガ・・どうしてもサボれない授業が・・。 意識の遠くの方でシューマンやらショパンのピアノ曲を聞きつつ、 今頃始まったかな、今頃黒船来たかな、今頃越智さんが歌ってるかも、など思いながら ず〜っと時計とにらめっこをしていました(笑)。 きっと役者さんも気合いが入り、いい舞台だったのではないでしょうか・・ 見られた方・・うらましい限りです。再演はないんですかねぇ・・。 四時半前・・あ〜、もう終わる頃だろうなぁ。 |
タイトル:ありがとう! | お名前:つくばね | 2002/10/31 21:24:29 |
始めてこちらに書き込みます。 ナレーター役の国本さんの大のファンです。 ちょくちょくサイトを拝見しておりました。 NY公演を交えて5回観劇してしまいましたが、わーきんぐまざーさんが「太平洋序曲」を愛する気持ちが分かったような気がします。先日は香盤表を持って公演に臨みました。なかなか便利。より深く観劇できたのではないかと思います。 ありがとうございます。 今は公演が終って、一仕事終った思い。観客でしかないのに不思議ですね。 今はオリジナルが観たいなと思っています。日本では無理でしょうか。 是非、国本さんの十八番芸もご覧頂ければと思います。 浪曲って結構一人ミュージカル的な要素があります。 お勧めは12月15日の「大忠臣蔵」。今年は討ち入り300年です。 ところで、DVD化または放送なんて話はないのでしょうか。 少なくともこのメンバーでのCDは欲しいですね。 |
タイトル:乾杯! | お名前:藤娘 | 2002/10/31 22:23:55 |
長かったようで短かった20日間、というか2年間でした。 ひたすら再演を望んでいた頃に立ち上げていただいたこのHPのおかげで、気持ちが切れることなく過ごせたことを、心から感謝しています。 わまさん、本当にありがとうございました。 今日は、「太平の浮き島」で泣き、「俳句」で泣き、「木の上に誰か」で泣き、そして「菊の花茶」で笑い、「プリーズハロー」で手拍子をとり・・・忙しい千秋楽でした。 11回目(初演から数えると14回目!)にして初めて気付いた場面もあり、まだ気付かない場面もありで、本当に奥深い。また観たいなぁ・・・。 さて、終演後、余韻を味わうが如く、友人と乾杯をしてきました。夜景を見ながら、4時間も語り合ってまだ足りない『太平洋序曲』の魅力。また皆さんと語り合える機会があることを心から祈っています。 わまさん、香盤表作成は結構楽しい作業でしたね。えっ?辛かった?確かに睡眠不足になったなぁ。これもいい思い出ですね。 さぁ、今晩は<Les Pagodes de Cos>を開けて、一人で乾杯します。その意味は・・・ワインの名前にあります。では! |
タイトル:トークショーレポート | お名前:メロディ | 2002/11/01 02:03:35 |
千秋楽も終わってしまいましたが、29日に行われたトークショーに行くことができましたので、レポートをさせていただきます。後でメモにまとめたので記憶違いもあるかと思うので、他に聞かれた方もしできたらフォローをお願いします。 新国立の制作の方が「太平洋序曲」がニューヨークとワシントンD.C.で上演されるに至った経緯の説明があり、お二人が登場。簡単な経歴の紹介の後、トークが始まりました。 【作品ができるまで】 台本のワイドマン氏が大学で東洋学を専攻した時に、日本ほど独自の文化を持っていた国が捻じ曲げられた歴史は無い、ということで興味を持ち、3-4時間の戯曲を書き、大学に講師に来ていたハロルド・プリンスに見せた。プリンスがストレートプレイでは無理だがミュージカルなら、とソンドハイムに見せ、ミュージカル化されることになった。(日本にもそのため取材に来たそうです) (新国立版ができるまで) 98年に新国立劇場の栗山民也芸術監督から「泉鏡花」をという話があった。「ミュージカルではどうか」と提案しブロードウェイ版のビデオを見た栗山氏もOKを出した。 (準備に2年かけるというのは異例で、かなり長い方だとのこと) スタッフで一番難航したのがワダエミさん。ミュージカルは初めてだし、ビデオを見せたら色の洪水、歌舞伎メイクの白塗りで、自分の持っているものとは違う、と言われた。(このへん記憶があやふやです) 自分たちの様式を作ろう、とういうことは最初から合意していた。着物も本物の着物のつくりとは違う。歌舞伎などの様式でいくと、鬘をかぶらなくてはならない。それでは早代わりはできない。 スタッフが決まってから、ワダエミさんの提案で別荘でみんなで自由に話し合った。できる、とかできないとかは考えずにとにかく思っていることを全部出すことができた。 このことに関しては新国立劇場にとても感謝している。 具体的に詰めていくうちにこれは技術的に不可能、とかだんだん削られていくが最初からNoを言われてしまうと、アイデアがしぼんでしまう。 1年間ぐらい毎日のようにワイドマンやソンドハイムとメールや電話でやり取りを続けた。 その間、時間をかけてオーディションを行った。この作品は全員が主役だから、とにかく歌える人を集めた。このオーディションで歌える人、特に歌える男性が増えたと感じた。ソンドハイムの曲の場合、バリトンの人がテノールを歌う、というようなことはできない。その後、座内オーディションをして、誰がどの役、というのを決めた。1人がいくつもの役を演じるので演出助手が台本を見ながら「それは無理です。着替えが間に合いません」などとやっていた。 【セットについて】 (松井さんから)シンプルに見える装置だが、いろいろな仕掛けがある。「無理だ」と言われたことが1つ通ればたいていの演出家は満足するが、亜門さんは「これができたんだから、こっちもできるでしょう?」という感じでとうとう全部自分の思い通りにした。結果的に最初不可能と思っていたことが可能になった。 【アメリカ公演】 どんな評判になったかと言うことはここではあまり言いたくない。とにかくソンドハイムの「伝説の作品」であり、ソンドハイムが絶賛したということで、非常に期待され、待たれていた、ということがある。 受けかたが想像を越えるものだった。セリフや歌が聞こえなくなるような拍手、歓声で、間を変えたりした箇所があった。 それが日本に帰ってから合わなくなりまた戻したりした。役者たちにもだいぶ戸惑いがあったが、ようやく戻ってきたようだ。 ユニオンのメンバーでない俳優が出られる劇場が限定されている。また水を使うことや、消防法の問題があり一時はもうだめかと思ったが、エイブリー・フィッシャー・ホールを見たとき、「ここなら何とかなるのではないか」という予感がした。 ユニオンの規制があり、とにかく働く時間が短い。日本のスタッフは指示を出すだけで何一つ動かすことすらできない。日本のスタッフが乗ってくるとすぐ休憩に入り、休憩時間中に何かしようとすると「No!」と言ってさせてもらえない。またアメリカ人スタッフは絶対走らない。「接待屋敷」をセットするシーンでも阿部や香山が「急げ、急げ」と言っているのにゆうゆうと歩いている。 エイブリー・フィッシャー・ホールは巨大なコンサートホールで、劇場としての設備はない。縦が新国立小劇場の3倍くらい。いったん、外に出てロビーを駆け抜け花道から登場するなど早代わりが多い舞台で役者たちは大変だった。 アメリカ公演だけ歌唱指導の山本さんに出演してもらい、アンダースタディも入れて何とかなった。 黒船来航のシーンのアメリカ国旗は新国立ではデザイン化したものを使ったが、アメリカでは9.11以降国旗の扱いについてうるさくなっているので、当時の国旗と同じデザインの物を使った。 (松井さん) 日本ではすぐできるかできないか(技術的)になりがち。アメリカのスタッフは「これをやるためには何が必要か、どうしたら良いか」という所から始める。いろいろ考え方の違いなどトラブルはあったが、そこがはっきりしているのでやれた。 (亜門)以前「フィガロの結婚」を演出した時。照明がとてもやりにくい舞台美術になった。照明のアメリカ人スタッフに「I am sorry. It is very hard」というようなことを言ってあやまったらそういう時には「It’s challenging」と言うんだといわれた。 ソンドハイムが建国200周年記念作品としてこの作品を書いたこと。彼はよく逆の方向から来る。他の人の作品はお祝い気分に溢れるものだったが、彼はアメリカが他の国にしてきたことを突きつけた。「ウェルカム トゥ 神奈川」にしても、例えばサンダカン八番娼館のようなことは数多く起こっているが、悲惨ばかりが歴史ではない。中にはしたたかに生きた人がいたのではないか、ということで描いている。 【変更点】 NEXTはオリジナルでは明治維新からいきなり新幹線などの日本の発展になり、ウォークマンをつけた男女が現れる。音楽が途中で止まるが、その二人だけは踊りつづけている。 そして音楽が再開し明るく終わる。歌詞を聞けば「山を削れ」などの歌詞で明るく肯定的なものではないのだが、明るい表情で歌いエネルギッシュに踊っているので明るい印象を与えて終わる。日本のアジア侵攻と原爆は絶対にはずせないと思った。良い悪いではなくこの2つは日本の歴史の中でとても重要。その他に日本憲法のことや9.11後の自衛隊派遣のことなどあまりにアメリカ人が知らないので付け加え、そのまま日本での再演でも残した。 他にもいろいろあったのですが、全部は思い出せません。 これで感じがつかんでいただけるのいいのですが。 |
タイトル:感想です! | お名前:ふらり | 2002/11/04 02:17:37 |
7月以来ですがお邪魔いたします。 27日と30日のマチネを観劇しました。 前回初演時には、舞台全体の美しさと随所にある驚きある演出にさすが亜門さん!と拍手を送りました。 そして今回は、迫力ある演技、歌声、アンサンブルに目の前の役者の皆様にただただ心うばわれた時間でした。 とにかく笑って、鳥肌たって、考えましたけど・・・ 初演では聞き取れず、今回クリアに届いた国本さん演じる明治天皇のセリフ 「アメリカがわが国にしたことを、日本は全ての国々に同様に行うのだ!」 この一言がずっしりと胃の底辺りに突き刺さってきました。 それから続くNEXT!その迫力に圧倒されながらのエンディング。 その後しばらく、得体の知れない重さを引きずりながらも感動の中 香山とたまて2人の姿、つい後ろを振り返ってしまったドラゴン 美しさ一層際立つ白色とブラック溢れる可笑しさの菊茶、 静かに律儀に楽しげな香山と万次郎、 あの女将もう一度会いたい神奈川 巧みさ光る木の上で、プリーズハローこれは絶品! 何だかせつないボーラハット、それから あれほど美しいメロディーに悲しい事実のプリティーレディー 何とまあ盛り沢山! とても贅沢な時間を過ごさせて頂き、感謝の気持で一杯です。 私にとって「演出=宮本亜門」から始まった旅でしたが、実力ある俳優の皆様の存在、ソンドハイムの素晴らしい曲、あの時あの空間でしか味あうことの出来なかった何か、何より太平洋序曲という作品を知った事、これら全てが嬉しくて・・ またここからリンクして、新たに何に出会うのか?と楽しみです。 この作品についてまわりへ自慢して(笑)伝えたいと思ってますが、実際にもっと多くの方々に観てもらいたいですよね、 願う!再々演! この一言に尽きます。 今月亜門さんの講演会が、我が地長崎であります。 それまで、まだまだ太平洋一色モードで乗りきるつもりです!! |